Mogwai『EP+6』

耽美派ポストロックの代表格。今のMogwaiよりこの初期の頃のミニマルな音のほうが断然好きである。この頃のMogwaiほど静寂の中にふつふつと湧き上がる感情を表現できた者はいないだろう。そして静寂から轟音へと突き進むカタルシス。列車から見下ろす淡く悲しい風景のようであり、壮大で儚い人生のようである、そんな音楽。